私の音楽人生 Yes 2章-③ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている! イエス(Yes)
さて今回も例の音楽の聴かず嫌いをやめよう!シリーズの第3弾です。
初回はスコーピオンズ、前回は、当時としては目新しいシンセサイザーを駆使したプログレッシブロックのELP(エマーソン・レイク&パーマー)をご紹介しました。
私のご紹介でNHK(BS)の『HUMANIENCE』を見て、ELPの『Tarkus』のアルバムの曲を気に入ってもらえたら幸いです。
あれを普通の音楽としてとらえては、もう体が受け入れ拒否をします。
これはプログレで普通の音楽ではないのです。とにかく変なんです。でも好きになると癖になるんです。
気に入っても家のステレオで大音量で曲を流してはいけません。
隣人さんから警戒されます。(笑 イヤホンやヘッドホンで大音量で聴いてください。
前にも書きましたが、ウォーキング中にTarkusの曲を垂れ流して(ヘビーローテーション)、いつのまにか受け入れるということをぜひ試してください。
私は、この年ですが、意外にも邦楽のMr.Childrenが好きになりましたが、スタジオアルバムだけで20枚もあります。ベストだけ聴いてりゃいいじゃんて感じだったのですが、何でアルバムを大人買いして買ったの?と自問自答をしている中で、このウォーキングでのヘビーローテーションの効果について気付いたのでした。
やっぱりベストもいいけど、アーティストがそのアルバムで伝えたい事・意図した事をアルバムの構成内容で自分も理解したいですよね。
プログレッシブロック(プログレ)にはまったきっかけについて
そして今回の3回目は、前回のプログレシリーズとなりますがYESの登場です。
実は、YESが、私がプログレッシブロックにはまったきっかけを作ってくれたアーティストなんです。
では経緯を説明します。
数年前にPCオーディオに興味を持ち、ビックカメラのオーディオコーナーに向かいました。
PCオーディオって、知っている方はスルーしてくださいね。
私もですが、パソコンの外付けディスクに、数万曲となるFLAC形式の音楽データを保存しているのですが、パソコン内でデジタルからアナログへ変換すると音が良くないんです。
実は、パソコン内部は、ノイズだらけであり、そこで、パソコンからは、デジタルデータのまま音源を出力してUSB端子のあるD/Aコンバーター内蔵の新しいタイプのアンプでデジタルからアナログに変換した上で、音を増幅させているのです。
数万曲の音楽が一発選曲で、本当にいい音で鳴ってくれます!
<PCオーディオ概念図/DENONサイトより引用>
ちょっと脱線しましたが、ビックカメラの展示してある、あるPCオーディオに目が留まりました。
ヘッドホンを付けて聴いてみると、出だしのギターの音がかっこよすぎる!
誰だこれ?えっYESって、私が知っているのはあの軟弱な『ロンリーハート』の曲だった。あの曲は、全米1位になるほど売れたが、私はいまだに嫌いであり当時は大嫌いだった。(まったくプログレじゃないし)
その時聴いたアルバムは、YESの4thアルバムで有名な『Fragile(こわれもの)』であり、冒頭の曲のギターは、音楽に詳しい先輩に聞くとスティーブ・ハウという有名なギタリストの演奏との事を聞いた。
その後、会社で先輩からスティーブ・ハウの凄さを聞かされた私は、興味津々となりついにはこのアルバムを購入していた。
やはり最初は1曲目の気に入っていた『Roundabout』以外はなじめず、違和感ありありのまま、何回か聴いているうちに、心地よく聴いている自分をある瞬間から感じた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そうなんです、皆さんにも起こりうる感動の瞬間です。
とにかく1曲目は、すこぶるかっこいいのでこれだけでもまずは認めて、後の曲は、プログレなので時間をかけて体で受け入れてください。
一度体が認めると、きっとしばらくは、あまりにも面白すぎて私みたいにヘビーローテーションしているかもしれません。 ぜひそうなって下さい!
YESの他のアルバムについての論評は、別途の機会とさせてください。
とにかく、アルバム単位で初めて好きになったプログレなんです。
私の今後の人生の中でも、このアルバムは輝き続けると思います。
他ジャンルの音楽で疲れた時、仕事で疲れた時とかに、癒してくれる究極のアルバムの1つと私は位置づけているので、皆さんのご参考になればと思います。
本当は、YESの『こわれもの』のアルバムはプログレの紹介の一番最初にするつもりでしたが、NHKのHUMANIENCEのシリーズでこれほどプログレを繰り返し流してくれる番組は無いし、見ている人も多いと思ったので、発想の転換で、ELPを最初に紹介しましたが、YESのこのアルバムの方が、私の衝撃度は大きかった事を改めて最後にお伝え致します。
あとやはり日本人なので邦楽も好きです。洋楽が主体(持っている音源の9割超は邦楽以外)ですが機会がありましたら5章として、たまに私の好きな邦楽もご紹介したいと思います。
Mr.Childrenは、一部の有名曲は好きでしたが、そこまで好きでも嫌いでもなかったのに、心打つ曲があり、そこから引き込まれました。
次回もよろしくお願いします。ではまたです!