私の音楽人生 JACKIE McLEAN 2章-⑦ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!ジャッキー・マクリーン(JACKIE McLEAN)

久しぶりに記事を発信します。サボっていてすみません。

ここで聴かず嫌いをやめようシリーズの第7弾です。

サボった反省を込めて、ここで私が今最終的にはまっているJAZZの世界について私の考えをまずお伝えします。

他の音楽種の話も今後当然していきますが、まずは、本来はもっと後にもってこようとしていた大本命のJAZZのすばらしさについて触れたいと思います。

 

JAZZクラッシックの違い>

学生までの若いころは、特に、歌詞の無い音楽なんて音楽じゃないと見下してでした。でした。

作詞作曲に加えてボーカルをこなすスーパーマルチな音楽家には凄くリスペクトしてけど、一般的なJAZZは、ただ楽器を弾くだけであり、しかも名盤というのが凄く古い録音時期であり、そんな大昔の音なんて録音機械も大したことないだろうし、聴く価値は全くないと見下していた。

 他方、同様な位置づけと考えていたクラッシックについては、音楽の中でも最もダイナミックレンジが広い(小さいシンバルような音から大きな他の楽器音まで)という話を聞いて、音響マニアの私は、将来、大人になったらクラシックを理解するようになり、高級音響機器を使って聴いている姿を思い浮かべていた。(笑

 

 しかしながら、今になってJAZZクラッシックに対する若いころの思い現実は全く逆であった事に驚きを禁じ得ない自分がいる。

まず、期待をしていたクラッシック

時代はアナログからデジタル(CD、デジタル音源)に変わり、大きく高価な音響機器を持たずともいい音の再生が、安価で小型機器でできる時代になった。

私も音響機器は持たず、ipodiphoneですませており、最近になってUSB内蔵小型アンプにDALIの小型スピーカーを購入してPCオーディオにはまっているが、いまだに、クラッシック音楽を聴かない

まずいろんな音楽を聴いている中で分かったのは、私はクラッシックが好きでないという事実を理解したことだった。

これはある意味衝撃だったが、事実として、認めざるを得ないことだった。学生時代に思い描いていた自分の将来像を完全否定された感じです。(笑

<JAZZの偏見の解消

JAZZを理解していなかった私以下の偏見があった事であるが、それも解消され楽しくJAZZを楽しめてます。

 

①一般的なJAZZは歌詞も無く、作曲だけの低レベルな音楽であるという偏見

欧州旅行をした時に、小さな公園でサックスプレーヤーの生の演奏を聴いた時の衝撃。本当にいい音でノリノリでかっこ良かった。今まで無機質な音響機器という機械の前で実際の音を再現するというある意味不毛な努力を続けていた過去があるが、生演奏を自分の耳、体で聴く事のすばらしさとサックスのかっこよさに引かれた

 

②昔の音源(1950年代前後の音源もある)であり、音が悪いはずという偏見

→これは、私がアナログの世界でもモノラルからステレオの変遷時期を経験したことも大きい。ステレオになって明らかに音場が広がった

そして、大好きな洋楽のポップス1970年代までは、古臭くて、1980年代半ばから、古臭さから大きく脱却したと考えている。

そうした要らぬ知識から1960年代、1950年代のクラッシックの名盤なんて勧められても音が悪く、聴くに堪えないものであるとの思い込みがあった。

現実は、1950年代のJAZZの音源でも、凄く音がいい。どうしてこの音の良さを今まで知らなかったのだろうか!

そうだCDになってデジタルデータの容量問題で耳に聞こえないとされる帯域(高周波は20khzまで)をカットしているが、アナログレコードはカットされず帯域の広い自然な音が聞こえる。聴こえないと思われている高周波の音も体は聞こえている(いや、感じている)。また聞こえないとされる低周波の音も新幹線の路線や大型風力発電機の近くで問題になっている。つまり、脳では直接的に聞こえなくても、体は強く感じている。)

 

③自分のオリジナルじゃないスタンダードナンバーが多くてなんだか嫌い                   (独自の音楽でのスタジオ録音に慣れ親しみすぎている)

→今までの偏見について、間違っていることが理解した私は、こんな事はどうでもいい

 事に変化した。とにかく古い音源でも音が良くてかっこいいのである。

JAZZのスタンダードナンバーF1のように規格をある程度統一して、その中から自分の個性を出して他のJAZZメンバーとの違いを見せ付けるようなものだと理解した後は、こんなことはどうでもいい事だと思い知りました。

ポップス等では、カバー曲としてさげすまれますが、JAZZでは全く違う風土なのでいろんなJAZZメンバーの同一スタンダード曲の違いを感じ取る事も大きな楽しみの1つある事を理解する事が大事なんです。

 

私のお勧めのJAZZ

いろいろJAZZの魅力について私の思いを伝えてきましたが、ここで聴きやすいJAZZのアルバムを紹介します。よく町中の電気店で、かっこいいJAZZの音楽を聴いたりするのですが、誰の曲か分からない事が良くありました

JAZZが好きになってからこのアルバムを初めて聴いた時、これがあの町中で聴いていた曲の1つだと確信したアルバムです。(JAZZを理解しない家族にも好評です)

 

 

紹介するのは、ジャッキー・マクリーンの『Swing,Swang,Swingin’』です。

ノリノリのアルトサックスが最高です。是非聴いてください。聴かない方の人生が損ですよって自信をもって言えます。何度聴いても聞き飽きません。

2006年に残念ながらお亡くなりになってます。生演奏を聴きたかった、、。

 

 

Swing, Swang, Swingin'

Swing, Swang, Swingin'

  • Blue Note Records
Amazon

 

では、またです!