私の音楽人生 Charles Mingus 2章-⑨ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!Charles Mingus(チャールズ・ミンガス)

今回も、聴かず嫌いをやめようシリーズの第9弾です。

今回は、JAZZとしてはジャッキー・マクリーン以来の2回目の紹介となるJAZZの世界では有名なチャールズ・ミンガスです。

有名と言っても、私が知ったのはこの半年以内ですので、JAZZに興味が無い人は、チャールズ・ミンガスと聞いてすぐにわかる人はあまりいないと思います。

ベースとたまにピアノを弾いてます。作曲もできます。

Charles Mingus 1976 cropped.jpg

<写真:Wikipediaより>

私が彼を知ったのは、JAZZの名盤は何があるのかをWebで検索していたら、JAZZの名盤と言われる今回紹介するチャールズ・ミンガスのアルバムを見つけた事によります。

このアルバムジャケットは、1度見ると忘れられないほどのインパクトがありますよ。

ふざけたアルバム名・ジャケット写真だったのであまり食指が伸びなかったのですが、ついに半年前に購入して聴きだしました。

 

そのアルバムは以下の『直立猿人/Pithecanthropus Erectus』です。

どうです、この独特のアルバム名とジャケット写真(笑

確かに4本足からだんだん2足走行に進化している。(笑

1.直立猿人/Pithecanthropus Erectus
2.霧深き日/ A Foggy Day
3.ジャッキーの肖像/Profile Of Jackie
4.ラヴ・チャント/Love Chant

 

最初1曲目直立猿人は、何の番組か忘れたが、海外番組のサスペンス番組のなかで流されていたと思います。

謎めいた曲調が、サスペンス番組にぴったり合います。多分、若くない人ならば、ご存知でしょう。ただ、一部のフレーズだけしか分からないので、初めて全体を聴いた時に?って感じに少しなります。ただ、聴き続けたら病みつきになります。(笑

ライナーノーツによると「直立猿人」は4楽章進化/Evolution、優越感/Superiority Complex、衰退/Decline、滅亡/Destructionと名付けられているように、猿から人間への進の過程を、一流の皮肉とユーモアに充ちたミュージカル・ドラマに仕上げたもの、との事。まあ、何度か繰り返して聴いてください

 

2曲目霧深き日は、JAZZで有名なスタンダード曲

JAZZの世界では、自分で作曲したオリジナル曲他人が作曲した曲であるスタンダード曲があり、慣れてない最初のころは分かりにくい点なんです。

普通のポップス音楽とかだと、カバー曲って格下の曲に見られますよね。でもJAZZの世界では、自分の演奏技術アピールが凄いのです。他人の曲とか気にしないのです。

よく言われるのが、このスタンダード曲は*****の演奏が一番有名(うまい)とか言われるんですよね。

でも、このスタンダード曲は、アドリブが凄い。序盤から『プピープピー、ピッピピー』とか子供の音楽かって思うような部分もかなりの時間はいっている曲です。

ただ、他の音楽部分でうならせる演奏で、納得させられてしまうのです。

 

でも、ここで生きるのが、聴かず嫌いシリーズの2回目で紹介したELP(エマーソン・レイク&パーマーTARKUSクリアできたあなた(希望的観測ですが)ならば、『プピープピー、ピッピピー』などの音が入ったこの曲を受け入れられて癖になるはずです。

 

3曲目ジャッキーの肖像、今までの私のブログを読んでいただけた方は、何か気づきませんか? そうこれは、聴かず嫌いシリーズの7回目で紹介したJAZZのジャッキー・マクリーンなんです。このアルバムには、ベースがチャールズ・ミンガスで、アルトサックスはジャッキー・マクリーンが参加してます。静かなかっこいい曲です。

 

4曲目ラヴ・チャントとこれも引き寄せられられるような素晴らしい曲。曲名からは想像できない渋い曲です。

 

<余談>

昨日、お客が来社して会議室で打ち合わせをする時に、いきなり私の携帯から霧深き日

の冒頭の例の『プピープピー、ピッピピー』とかの大音量が勝手に流れ始めて、お客から面白い着信音ですねって、笑われてしまいました

まあ、笑ってもらえたからいいけど、名盤の曲なんですってフォローを入れたのですが

信じてもらえないだろうなあ(笑

ちなみに、私は3回聴いたら病みつきになりましたが、通常の人には、名盤だが居の高いアルバムと言われてます。(Webで確認してください)

よって、先に、プログレッシブロックで慣れてから聴いてくださいね。

じゃないと、JAZZが下らないと嫌いになってしまう可能性があるんです。

でも例の『プピープピー、ピッピピー』もアドリブで即興に演奏したりしていて、スタンダード曲をより独自のものに昇華させれているですよ。

この意味を受け入れられるようになった時あなたは、このアルバムも受け入れられる

事でしょう!

 

なんだか、みんが離れていくような気がしてます。。

もっと聴きやすいアーティストも今後紹介していきますね。

でも、チャールズ・ミンガスは本物ですよ!

では、またです!