私の音楽人生 1章-①学生時代に聴いた音楽 ビートルズが幼少だった私に洋楽魂の火をつけた!

今でこそ、数万曲の音源をFLAC形式でコレクションして、PCオーディオで楽しく聴いているが、英語のポップス、軽いロックだけでは、聞き飽きてしまい、軽いメタル系も聞きだした。

さらにはスパニッシュポップスフレンチポップス少しだけ音源を確保したり、世界旅行をした経験から民族音楽の音源も聴いてます。

そして、今のマイブームはJAZZ。本当に最高だと思う。(今後、いつかお話します。)

こんな私がいかにいろんな音楽を聴くようになったかについてと、その収集方法(メディアや録音機器等)についても、今後語っていきたいと思います。

洋楽への興味

私が子供の頃に初めて興味を持った海外アーティストは、リアルでは残念ながら聴けてないが、ビートルズだった。

興味を持った小学校の頃は、アイドルグループのベイシティローラーズが女の子に大人気で、そのせいか彼らの音楽を女ウケするからか好む男子もいたが、私は冷ややかに見てた。

ただビートルズもアイドルグループかもしれないが、クリエイティブであり、全く他のアイドルグループとは一線を画すと思っていたし、実際に世界が認めるグループである。

ヘルプ!

ヘルプ!

Amazon

 

高校生までは洋楽ポップスの曲収集の限界を感じていた

但し、正直言って幼少の時に好んでいたビートルズの曲はシングルカットされた有名な曲が主(?)であり、いや、実は、子供には買えない高いビートルズのレコードを集める事が、当時出来なかったからである。(今のサブスク全盛時代を生きている若者は、全面的ではないが、少しうらやましい気がする。)

 

私が中学校の時に、ビートルズのレコードをすべて持っているという裕福な家庭の友人の家に行った時に、友人から『ビートルズの曲で何が一番好き?』と聞かれた時の悔しい思い出がある。私は何の曲を言ったか覚えてないが、間違いなく誰もが知っている有名曲を言った。

一方、裕福な家庭の彼からは、なんだか聞いたことのない曲名を言われて、こちらがぽかんとしている表情を見ながら、優越感に浸っている表情をしていた。

 

そうだ、思い出した。彼は、シャープの大型ラジカセ(Wカセット)を持っていて僕の安いソニーの小型ラジカセとは比較にならないほどいい音を出していた。               

今シャープは、液晶事業で失敗して台湾企業傘下になってしまったが、当時は大型ラジカセのWカセット(ダビング可能)の大型ラジカセで結構頑張っていたのだ。      

ちょっと敗北感を感じながら帰宅した残念な思い出である。

大学生になり状況が一変した!(CDの導入)

地元の大学に進学し、実家から大学に通っていた。アルバイトは、塾と家庭教師の両方をやって、月に20万円以上稼げた。高校生までの自分とここまで環境が変わるとは思わなかった。

CDプレーヤーも購入し、TOTOのセカンドアルバムであるハイドラを聴いたが、曲間が無音な事には鳥肌がたった。

カセットテープは曲間ではサーという音のヒスノイズがしていたなあ。

ドルビーCのノイズリダクションで消すのだが、完全に曲間を無音にはできず、CDの凄さは未だに忘れられない。

 

金があり、オーディオ機器は最新のものに様変わりしたが、聴いている音楽は、相変わらず、英米の洋楽のポップス中心だった。

音楽を聴く幅を広げる事はなく、音の良さのみ追及していくような学生時代だった。

但し、その時は、他の知識もなかったし、それで十分楽しめたんだよね。

MTVの衝撃

大学生の時に田舎の地元でもMTVが放送された。

プロモーションビデオという言葉は聞いたことがあったが、音楽以外に映像がプラスされたものがこんなに面白いとは思わなかった。

映像から音楽が好きになる事を経験した時の衝撃は忘れられない。

音楽だけ聴いていたら絶対にはまらないような曲でも映像付きではまる曲が多々あって面白かった。

Hifiビデオの衝撃

大学の学園祭の時に、私たちは仲間10人で本格的な喫茶店を教室の1室でやったんだ。そこでの私の秘密兵器は、ナショナルのハイファイマックロードのビデオだ。

まだ通常のビデオは音の悪い固定ヘッドによるステレオだったが、このハイファイマックロードは音声ヘッドに回転ヘッドを使い、ダイナミックレンジが80db以上を実現しており、CDをVHSテープに録音し再生しても違いが分からなかったなあ。

 

コーヒーを飲んでたおじさんが、CDプレーヤーが動いていないに、この音楽はどこから流れているのかと聞かれた。

このビデオからですって言うと驚いていた表情をいまだに忘れられない。

まあ、通常の使い方では全くないのですが、実は、喫茶店をやったメンバーがコーヒーやケーキ等の対応に忙しくて、CDをいちいち変えてる暇がなかったのよ。

そこで、このハイファイマックロードのVHSでは標準で2時間ずっと高音質な音楽を流す事ができたのでこれを利用した。

流した音楽は、模擬喫茶店なので、雰囲気を重視して高中正義の曲を流したが、最高にかっこいいギターだ。すごく楽しい経験だった。

ちなみにこのHifiビデオは兄貴をだまして(笑 買わせたものを借りて大学で使った。

 

私の音楽人生が幅を大きく広げるのは、実は、洋楽のポップス・ロックのCD収集で限界を感じる50歳を過ぎてからだった。

もう集めるべきCDは集めた、もう刺激がないぞ。

そうだ、今までと違う音楽も聴こう!

それが今の私だ。

今後、またの機会に、聴く音楽の幅が広がった経緯やどんな音楽を聴いているのかについて語るようにします。

では、またです!