私の音楽人生 Charles Mingus 2章-⑨ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!Charles Mingus(チャールズ・ミンガス)
今回も、聴かず嫌いをやめようシリーズの第9弾です。
今回は、JAZZとしては、ジャッキー・マクリーン以来の2回目の紹介となるJAZZの世界では有名なチャールズ・ミンガスです。
有名と言っても、私が知ったのはこの半年以内ですので、JAZZに興味が無い人は、チャールズ・ミンガスと聞いてすぐにわかる人はあまりいないと思います。
ベースとたまにピアノを弾いてます。作曲もできます。
<写真:Wikipediaより>
私が彼を知ったのは、JAZZの名盤は何があるのかをWebで検索していたら、JAZZの名盤と言われる今回紹介するチャールズ・ミンガスのアルバムを見つけた事によります。
このアルバムジャケットは、1度見ると忘れられないほどのインパクトがありますよ。
ふざけたアルバム名・ジャケット写真だったのであまり食指が伸びなかったのですが、ついに半年前に購入して聴きだしました。
そのアルバムは以下の『直立猿人/Pithecanthropus Erectus』です。
どうです、この独特のアルバム名とジャケット写真(笑
確かに4本足からだんだん2足走行に進化している。(笑
1.直立猿人/Pithecanthropus Erectus
2.霧深き日/ A Foggy Day
3.ジャッキーの肖像/Profile Of Jackie
4.ラヴ・チャント/Love Chant
最初の1曲目の直立猿人は、何の番組か忘れたが、海外番組のサスペンス番組のなかで流されていたと思います。
謎めいた曲調が、サスペンス番組にぴったり合います。多分、若くない人ならば、ご存知でしょう。ただ、一部のフレーズだけしか分からないので、初めて全体を聴いた時に?って感じに少しなります。ただ、聴き続けたら病みつきになります。(笑
ライナーノーツによると「直立猿人」は4楽章。進化/Evolution、優越感/Superiority Complex、衰退/Decline、滅亡/Destructionと名付けられているように、猿から人間への進の過程を、一流の皮肉とユーモアに充ちたミュージカル・ドラマに仕上げたもの、との事。まあ、何度か繰り返して聴いてください。
2曲目の霧深き日は、JAZZで有名なスタンダード曲。
JAZZの世界では、自分で作曲したオリジナル曲と他人が作曲した曲であるスタンダード曲があり、慣れてない最初のころは分かりにくい点なんです。
普通のポップス音楽とかだと、カバー曲って格下の曲に見られますよね。でもJAZZの世界では、自分の演奏技術アピールが凄いのです。他人の曲とか気にしないのです。
よく言われるのが、このスタンダード曲は*****の演奏が一番有名(うまい)とか言われるんですよね。
でも、このスタンダード曲は、アドリブが凄い。序盤から『プピープピー、ピッピピー』とか子供の音楽かって思うような部分もかなりの時間はいっている曲です。
ただ、他の音楽部分でうならせる演奏で、納得させられてしまうのです。
でも、ここで生きるのが、聴かず嫌いシリーズの2回目で紹介したELP(エマーソン・レイク&パーマーのTARKUSをクリアできたあなた(希望的観測ですが)ならば、『プピープピー、ピッピピー』などの音が入ったこの曲を受け入れられて癖になるはずです。
3曲目のジャッキーの肖像、今までの私のブログを読んでいただけた方は、何か気づきませんか? そうこれは、聴かず嫌いシリーズの7回目で紹介したJAZZのジャッキー・マクリーンなんです。このアルバムには、ベースがチャールズ・ミンガスで、アルトサックスはジャッキー・マクリーンが参加してます。静かなかっこいい曲です。
4曲目のラヴ・チャントとこれも引き寄せられられるような素晴らしい曲。曲名からは想像できない渋い曲です。
<余談>
昨日、お客が来社して会議室で打ち合わせをする時に、いきなり私の携帯から霧深き日
の冒頭の例の『プピープピー、ピッピピー』とかの大音量が勝手に流れ始めて、お客から面白い着信音ですねって、笑われてしまいました。
まあ、笑ってもらえたからいいけど、名盤の曲なんですってフォローを入れたのですが
信じてもらえないだろうなあ(笑
ちなみに、私は3回聴いたら病みつきになりましたが、通常の人には、名盤だが敷居の高いアルバムと言われてます。(Webで確認してください)
よって、先に、プログレッシブロックで慣れてから聴いてくださいね。
じゃないと、JAZZが下らないと嫌いになってしまう可能性があるんです。
でも例の『プピープピー、ピッピピー』もアドリブで即興に演奏したりしていて、スタンダード曲をより独自のものに昇華させれているですよ。
この意味を受け入れられるようになった時、あなたは、このアルバムも受け入れられる
事でしょう!
なんだか、みんが離れていくような気がしてます。。
もっと聴きやすいアーティストも今後紹介していきますね。
でも、チャールズ・ミンガスは本物ですよ!
では、またです!
私の音楽人生 a-ha 2章-⑧ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!アーハ(a-ha)
今回も、聴かず嫌いをやめようシリーズの第8弾です。
今回紹介するバンドは、私的には心外ながらも『一発屋』に分類されるアイドルグループと評されていた『a-ha』です。
確かに世の中的には、1984年に一世風靡した『Take on Me』のみが有名過ぎて、一発屋の汚名を着せられています。
また、ボーカルのモートン・ハルケットの甘いマスクにあこがれた女性がかなりいただろうし、アイドルグループだったという事もありますね。
しかしながら、私は、現時点の最終アルバムである2015年に発売された『Cast In Steel』まで全てコンプリートして彼らの音楽を愛している。
今回は、私が聴かず嫌いではなく、昔から大好きだったけど、世の中的に一発屋という不名誉な烙印を押されて世の中の大半の人から忘れられてしまっているa-haを取り上げますね。(みんな聴いてよ!)
周りから音楽好きと位置付けられている人が、a-haが好きとか言った瞬間に、その人の音楽の知識に対する信頼度が知らぬ間にがた落ちするかもしれません。残念ながらそうなるのは間違いない。(でもそんなことを言う人は少ない、残念ながら。。)
よって、正直、聴かず嫌いで聴かなくて否定する連中は、相手する必要が無く、人には言わずにこっそり受け入れて、自分だけの世界に入り浸って、こっそりじっくり聴いていくってスタイルもあっていいと思うんですよ。
いわば、a-haを聴くって事は、『諸刃の剣』なのです。覚悟が必要です。
ちょっと、いやかなり言いすぎですね(笑
とにかく、今日は、そのa-haの魅力についてお伝えしますね。
まずは、一番有名なTake On MeのPVを見てほしい。
a-ha - Take On Me (Official Video) - Bing video
以下のウィキペディアでも記載されている通り、鉛筆書きのスケッチをたくさん重ねた動画と実写を交えた映像を初めて見たときは本当に心躍ったものです。
このPV映像に出てくる女性とモートンは恋に落ちて結婚するってストーリーも何だかいいよね。(ただし、離婚してしまうんですが、、。苦笑)
<以下Wikipediaより転載>
1985年、アラン・ターニーによってアレンジし直され再びリリースされた「テイク・オン・ミー」は全米1位・全英2位の大ヒットを記録する。ビルボード(Billboard)誌では、1985年10月19日に週間ランキング第1位を獲得。1985年ビルボード誌年間ランキングでは第17位。イントロのフレーズとモートンのファルセットが印象的なこの曲は、ロトスコープによるスケッチ風アニメと実写とを巧みに合成した当時としては斬新なミュージックビデオの効果も手伝って、全世界的なヒットとなった。
その後アメリカやアジアではこれといったヒットが続かなかったが、イギリスでは、セカンドシングル「The Sun Always Shines on T.V.」が1位となったのをはじめ、1990年までにベスト10ヒット8曲を記録。1987年には映画「007 リビング・デイライツ」の主題歌となった「The Living Daylights」をペット・ショップ・ボーイズに代わり担当するなど、1980年代後期を代表する人気バンドとなった。ヨーロッパ各国や南米などでの人気も高く、1991年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されたロック・イン・リオ2では、ジョージ・マイケルやガンズ・アンド・ローゼズといった英米のアーティストを遥かにしのぐ19万5000人の観客を動員。この記録は「the largest paying audience」として、一時ギネスブックにも掲載された。 (以上Wikipediaより転載)
ほらー、このWikipediaを見ると、一発屋がそのあとも少し世界で支持されてたという事実を見ると少し興味が出てくるのではないでしょうか?
私が、なぜ今までa-haが好きなのかというと、私の生きてきた中で一番好きな
PVがa-haのものなんです。
えっ『Take on Me』なんだろって?
違うんですよ。もちろんそれも大好きだよ。実はそのTake on Meの曲も入っている1’stアルバム名となっている『Hunting High and Low』のPVなんです。
曲もTake on Meに勝るとも劣らない名バラード曲です。
英語ですが『hunt high and low』は『くまなく探す』という意味です。
理由は分からないが、姿を消した彼女をひたすら探す。ある時は人間から鷹になり上空から探し、またある時は、人間からサメになり探し、やっと海岸で見つけたと思ったら、槍でうたれて、瀕死状態になるが、次の瞬間、サメのひれが人間の手に戻り、さらにライオンの前足になり、場面はサバンナの中。
いとおしい彼女を見つけるが、彼女は彼氏(旦那?)と一緒。その彼氏から、ライフル銃の銃口を向けられるが、彼女が銃口を下げて止めさせる。そこで感動的なPVは終了する。
その後は、、。あれほど必死にさがしたのに、どうしようもない現実と向き合った後は、どうなったのかなあ?いろいろ思う事が多々あるが、切なすぎるなあ。。本当に何度見ても感動は消えない。。
見ていない人は、この曲を感じて歌詞を読み取り、情熱的なPVをじっくりとよーく見てください。a-haへの見方が数段良くなるはずです。もう一発屋とは思わないでしょう。
本当は、もっと早くこの曲の事を書きたかったのですが、a-haと見た瞬間に、その後、私のブログは見ない人が大半だという変な自信があったからなんです。
今日の私は、ビールも飲まずに、自分のa-haへの思いをきちんと伝えられる記事が書けたと思います。
では、またです!
私の音楽人生 JACKIE McLEAN 2章-⑦ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!ジャッキー・マクリーン(JACKIE McLEAN)
久しぶりに記事を発信します。サボっていてすみません。
ここで聴かず嫌いをやめようシリーズの第7弾です。
サボった反省を込めて、ここで私が今最終的にはまっているJAZZの世界について私の考えをまずお伝えします。
他の音楽種の話も今後当然していきますが、まずは、本来はもっと後にもってこようとしていた大本命のJAZZのすばらしさについて触れたいと思います。
<JAZZとクラッシックの違い>
学生までの若いころは、特に、歌詞の無い音楽なんて音楽じゃないと見下してでした。でした。
作詞作曲に加えてボーカルをこなすスーパーマルチな音楽家には凄くリスペクトしてけど、一般的なJAZZは、ただ楽器を弾くだけであり、しかも名盤というのが凄く古い録音時期であり、そんな大昔の音なんて録音機械も大したことないだろうし、聴く価値は全くないと見下していた。
他方、同様な位置づけと考えていたクラッシックについては、音楽の中でも最もダイナミックレンジが広い(小さいシンバルような音から大きな他の楽器音まで)という話を聞いて、音響マニアの私は、将来、大人になったらクラシックを理解するようになり、高級音響機器を使って聴いている姿を思い浮かべていた。(笑
しかしながら、今になってJAZZとクラッシックに対する若いころの思いと現実は全く逆であった事に驚きを禁じ得ない自分がいる。
まず、期待をしていたクラッシック。
時代はアナログからデジタル(CD、デジタル音源)に変わり、大きく高価な音響機器を持たずともいい音の再生が、安価で小型機器でできる時代になった。
私も音響機器は持たず、ipodやiphoneですませており、最近になってUSB内蔵小型アンプにDALIの小型スピーカーを購入してPCオーディオにはまっているが、いまだに、クラッシック音楽を聴かない。
まずいろんな音楽を聴いている中で分かったのは、私はクラッシックが好きでないという事実を理解したことだった。
これはある意味衝撃だったが、事実として、認めざるを得ないことだった。学生時代に思い描いていた自分の将来像を完全否定された感じです。(笑
<JAZZの偏見の解消>
JAZZを理解していなかった私は以下の偏見があった事であるが、それも解消され楽しくJAZZを楽しめてます。
①一般的なJAZZは歌詞も無く、作曲だけの低レベルな音楽であるという偏見
→欧州旅行をした時に、小さな公園でサックスプレーヤーの生の演奏を聴いた時の衝撃。本当にいい音でノリノリでかっこ良かった。今まで無機質な音響機器という機械の前で実際の音を再現するというある意味不毛な努力を続けていた過去があるが、生演奏を自分の耳、体で聴く事のすばらしさとサックスのかっこよさに引かれた。
②昔の音源(1950年代前後の音源もある)であり、音が悪いはずという偏見
→これは、私がアナログの世界でもモノラルからステレオの変遷時期を経験したことも大きい。ステレオになって明らかに音場が広がった。
そして、大好きな洋楽のポップスも1970年代までは、古臭くて、1980年代半ばから、古臭さから大きく脱却したと考えている。
そうした要らぬ知識から1960年代、1950年代のクラッシックの名盤なんて勧められても音が悪く、聴くに堪えないものであるとの思い込みがあった。
現実は、1950年代のJAZZの音源でも、凄く音がいい。どうしてこの音の良さを今まで知らなかったのだろうか!
そうだCDになってデジタルデータの容量問題で耳に聞こえないとされる帯域(高周波は20khzまで)をカットしているが、アナログレコードはカットされず帯域の広い自然な音が聞こえる。(聴こえないと思われている高周波の音も体は聞こえている(いや、感じている)。また聞こえないとされる低周波の音も新幹線の路線や大型風力発電機の近くで問題になっている。つまり、脳では直接的に聞こえなくても、体は強く感じている。)
③自分のオリジナルじゃないスタンダードナンバーが多くてなんだか嫌い (独自の音楽でのスタジオ録音に慣れ親しみすぎている)
→今までの偏見について、間違っていることが理解した私は、こんな事はどうでもいい
事に変化した。とにかく古い音源でも音が良くてかっこいいのである。
JAZZのスタンダードナンバーはF1のように規格をある程度統一して、その中から自分の個性を出して他のJAZZメンバーとの違いを見せ付けるようなものだと理解した後は、こんなことはどうでもいい事だと思い知りました。
ポップス等では、カバー曲としてさげすまれますが、JAZZでは全く違う風土なのでいろんなJAZZメンバーの同一スタンダード曲の違いを感じ取る事も大きな楽しみの1つある事を理解する事が大事なんです。
<私のお勧めのJAZZ>
いろいろJAZZの魅力について私の思いを伝えてきましたが、ここで聴きやすいJAZZのアルバムを紹介します。よく町中の電気店で、かっこいいJAZZの音楽を聴いたりするのですが、誰の曲か分からない事が良くありました。
JAZZが好きになってからこのアルバムを初めて聴いた時、これがあの町中で聴いていた曲の1つだと確信したアルバムです。(JAZZを理解しない家族にも好評です)
紹介するのは、ジャッキー・マクリーンの『Swing,Swang,Swingin’』です。
ノリノリのアルトサックスが最高です。是非聴いてください。聴かない方の人生が損ですよって自信をもって言えます。何度聴いても聞き飽きません。
2006年に残念ながらお亡くなりになってます。生演奏を聴きたかった、、。
では、またです!
私の音楽人生 MUSE 2章-⑥ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!ミューズ(MUSE)
今回も、聴かず嫌いをやめようシリーズが連続になりますが第6弾です。
今回紹介するバンドは、前回のリンキン・パークというバンドを発見した時と同じく、タワーレコードにたまたま置いてあった最新のロック雑誌をちらりと見たことにより知りえたバンドです。(偶然の出会い②)
何々、ミューズ(MUSE)だと、これまた聞いた事ないバンド名だなあ、、。
れいのごとく早速、Wikipedia検索してみた。
『2007年には、2年連続でブリット・アワードの「最優秀ライブ・バンド」を受賞。6月には改修されたばかりのロンドンのウェンブリー・スタジアムにてライブを行い、チケットは即完売、2日間で約16万人を動員した』
スゲーじゃん!
これは聴かなきゃと思い、早速、彼らの1999年のファーストアルバムである『Showbiz』を手に取るが、躊躇する。
なんだこのジャケ写は! まあ、女神の意だからこのジャケ写はしょうがないなあ。
( ノД`)シクシク…
さて聴いて見ると1曲目(Sunburn)からいきなり私のツボにはまるきれいで歌い上げる素晴らしい曲だ。気に入った!
さあ2曲目(Muscle Museum)は、1曲目の流れをうまく繋ぐしずかな状態から歌い上げる曲であり、いいぞ、いいぞと最後まで気持ちよく聴く事ができた。
素晴らしい曲と素晴らしいボーカル。気に入った。
ちなみに、2007年に来日した時に、ボーカルであり、河合楽器のピアノを愛用するマシュー・ベラミーは河合楽器(浜松市)を訪問している。
<Wikipediaより転載>
更に、2001年の2’ndアルバム『Origin Of Symmetry』についてですが、これもまた素晴らしい。
1作目よりかなりロックに振った音楽で心地よいロックですね。
こんな感じで、リンキン・パークとミューズという多分今後も愛聴していくであろう
新しいバンドを知ることができたのです。
ぜひ、みなさんもミューズを聴いてみてください。
また、気に入ってくれましたら、まだ現役ですので、ぜひコンサートにも見に行ってください。
私は、2017年の横浜アリーナのコンサートを見に行きましたよ。
やはり、あの圧倒的な音圧の中でアーティストと一体感になれる感動はコンサートならではのもので、何度で行ってもいいものですよね。
では、みなさん、またです!
私の音楽人生 Linkin Park 2章-⑤ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!リンキン・パーク(Linkin Park)
さて、今回は、聴かず嫌いをやめようシリーズの第5弾になります。
今回紹介するバンドは、私が昔の’80sや’90sの音楽では物足りなくて、タワーレコードで同年代のCDを探している中で、たまたま置いてあった最新のロック雑誌をちらりと見たことにより知りえたバンドです。(偶然の出会い)
何々、リンキン・パークだと、聞いた事ないバンド名だなあ、、。
早速、Wikipedia検索してみた。
『21世紀で最も売れたとされた音楽バンドで、全世界累計セールスは1億枚以上を記録している。ウォール・ストリート・ジャーナル『史上最も人気のある100のロックバンド』12位』
何!確かに私は2000年以降で新しいバンドの音楽を聴いていない。
日系のマイクシノダ?なんだか親しみがあるが出てきた。
ラップメタル??なんだそれ!
メタルはまだしもラップという事が気になりがらも、一番売れたファーストアルバムの
ハイブリッド・セオリーを購入して聴いた。
なんだ、この重厚な音圧。チェスター・ベニントンの激しいボーカルとマイク・シノダのラップ。こんな世界があったんだと感動した。
1曲目の『Papercut』
2曲目『One Step Closer』
後のアルバムでは、方向性が少し変わってきたが、リンキンパークで最初に聴くべきアルバムは、絶対にこのハイブリッドセオリーがお勧め。
何度も聞いているうちに、ツボにはまってきます。
きれいな音楽が基本好きな私がはまったので、同じような音楽を聴かられる人も是非
聴いてくださいね。
最初の1~2回は、拒絶反応がでるかもしれませんが、3回聴くともう体がノリノリとなって受け付けてくれますから。(笑
この写真を見て、受付不可、業務終了閉店ガラガラ、と私のブログを読むをやめてしまわないでください。
自分を変えて、幅広い音楽を受け入れるためには、この苦しさを乗り越えるしかないんです。
正直、昔の私が一番嫌いなタイプ!(笑
せっかくいいバンドを知ったと思っていたのですが、それからしばらくしてボーカルのチェスターベニントンの死と来日コンサートの中止の決定という悲しいお知らせ。
↓
LINKIN PARK[リンキン・パーク] 2017来日公演特設サイト (hipjpn.co.jp)
本年11月2日(木)、4日(土)、5日(日)に幕張メッセ国際展示ホール9~11で予定しておりました、リンキン・パークの来日公演ですが、アーティストの事情により、全日程が中止となりました。
チェスター・ベニントン氏の訃報を受けてから、今日までバンド、マネージメント、主催者間で協議を重ねてまいりましたが、残念ながら、来日公演をキャンセルさせていただく事となりました。
公演を楽しみにされていたお客様には多大なるご迷惑をおかけいたします事、深くお詫び申し上げます。<2017/10/4>
<チェスターベニントンの死>
2017年7月20日、ロサンゼルスの自宅で死亡しているのが発見された。家族が外出中の首吊り自殺だった。満41歳没。この2か月前に音楽仲間のクリス・コーネルが首吊り自殺しており、ベニントンが亡くなった日はコーネルの誕生日だった。ベニントンはコーネルの息子の代父も務める親しい友人でもあり、コーネルの葬儀ではレナード・コーエンのハレルヤを歌ったばかりであった。(wikiipedhiaより)
なんだか物凄く複雑な事があったうえでの死だと思いながら、なぜそこまで成功しながら、そうなるんだと自問自答したが、理解できない。
私達には知りえない複雑な経緯があり、音楽をやることでは心が満たされなかったんだとは思うのだがやるせない気持ちで一杯だ。
本当に悲しい、、。
チェスターベニントン、あなたは、もうこの世にいないが、あなたの声で私も音楽的渇望地獄(?)の中から救われた。本当に感謝しかないです!
また生まれ変わって、私たちを音楽で楽しませてほしい!
ところで、このリンキンパークは、いまだに活動を再開していない。
チェスターベニントンの息子の声がベニントンそっくりという話もある。
息子が親父の後を継いで、リンキン・パークに、、なんて話もあるようだが、それも息子にとってつらい話だし、実現性は低いかもしれないが、少し期待しているいけない私がいる。
でも、それが実現したら、きっと新しい才能が付加された新生リンキンパークとなるんだろうなって真剣に思っている自分がいます。
今回は、突然の活動休止に追い込まれて、今後の動きを注視していきたいリンキン・パークをご紹介しました。ぜひ、彼らの魂の音楽を聴いてみてください。
私の音楽人生 John Lennon 2章-④ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている!ジョン・レノン(John Lennon)
音楽の聴かず嫌いをやめようシリーズの第4弾です。
ここでは、恐らく一番大好きな音楽アーティストであるジョン・レノンについて取り上げたいと思います。
ビートルズ時代のジョンは当然かっこいい。
<Wikipediaより転載>
しかしながら、ビートルズ解散後のソロのジョンの音楽性にずーと疑問を持っていました。
いい曲はすごくいいが、全体的に、全然かっこよくない、軟弱な歌が多すぎると思っていた。
ヨーコのことも本当に好きなのかもしれないが、なんだか私の思うジョンじゃない。ヨーコのことを軟弱な感じの曲で歌わないでほしい。なぜなんだ??とずっと思ってました。
でも、1980年のアルバム『ダブルファンタジー』でのジョンのパートの曲は素晴らしいものばかりで、これこそがカッコいい我らのジョン・レノンだと、まだ高校生になりたての私は雄たけびを上げてガッツポーズをしたのでした。(多分。笑
但し、ヨーコのパートが、高校生の私には恥ずかしすぎて、許せなかった。
カセットテープには、やむを得ず、ヨーコのパート(半分もある)をカットしたジョンの
パートだけのものができた。短くてもカッコいい!
でも、忘れもしない1980年12月8日にマーク・チャップマンに殺害された。
多分、親族以外で、亡くなられた事で、ここまで悲しくさせる人は、出てこないと断言できます。
思春期の私は、ジョンレノンの再出発アルバムのダブルファンタジーのジョンのパートの曲のすばらしさにほれぼれしていて、新生ジョン・レノンに大きく期待していたのでしたが、茫然としてしまいました。
<フリー版>
時はずいぶんくだった2020年11月に、沖縄に旅行に行きました。
もちろん、現地では、レンタカーで観光地を移動して、できるだけ人との接触を避けました。
沖縄行きを決めてからジョンレノンの境遇について、いろいろ深く考えるようになったんです。
基本的に、マザーって曲は、昔から嫌いだった。
かっこいいジョンがそんなマザーって歌うのが甘っちょろいようで許せなかった。
但し、ジョンの母との関連性について深く考えていなかった事を深く反省した。
破天荒な母、ふらふらしている父。
結果、両親とほとんど住まずに、ミミおばさん夫婦に育てられた。
そんな母も交通事故で亡くなり、本当に不遇な少年期だったと思う。
自分なりに、沖縄行きのフライトの直前にジョン・レノンの生きざまについてなぜか深く考えたんだ。
結論は、不遇→成功→挫折→再出発後の悲劇。悲しすぎる。。
マザーの歌詞は、アメリカにおいては、「詩の内容が狂気じみている」との理由で放送禁止になったというエピソードも有名。本当にそう思う。
しかし、彼の人生をよくよく知った上で歌詞を読むと涙なしには読めない。
沖縄でのレンタカーでは、雨の中、ソロの1’stアルバムの『ジョンの魂』をなぜかヘビーローテーション。
自分も気がおかしくなった気がした。(雨が降りしきる中で、狂気じみてた、でもなぜかそうしたかったのです。)大雨が降る中、何度も繰り返し聴きながらある島に向かった。島に着くと小降りで少しほっとした。
島観光の帰りの道中に、雨がやみ、雲の合間から太陽光がキラキラと本当にキラキラいままで見たことないくらいの幻想的な世界が登場した。
ジョンレノンと心が通じたような気がした。
(オノヨーコも心の支えなんだろうし、ヨーコを歌っている曲を聴いても本当に仲良しなんだなあと理解できたし、心がなごんできた。)
という事で、嫌いなアルバムや音楽家でも、それらの作成された時の背景を知ることにより、深い悲しみや考え等が、自分の事のように理解できて、好きなる事があるんだと
理解できた。
世界を熱狂させ、名声を得たにも関わらず、40歳にして狂人から殺害される。
悲しいが、私は、いつまでもジョン・レノンの事を思い続けるつもりです。
そうそう、リヴァプールに2度目に行った時に、ジョンレノン殺害を報じる地元紙の
リバプールエコーの紙面を購入して帰りました。
この新聞は、私なら大事にしてくれるという運命的な出会いで待ってくれていたんだと大げさですが、感じてます。
という訳で、今回は、ジョンレノンのソロの時の音楽性が嫌いだったのが、背景を勉強することにより、ソロの時の音楽が大好きになったという事例をお伝えしました。
では、またです!
私の音楽人生 Yes 2章-③ 音楽の聴かず嫌いをやめよう!新しい世界が待っている! イエス(Yes)
さて今回も例の音楽の聴かず嫌いをやめよう!シリーズの第3弾です。
初回はスコーピオンズ、前回は、当時としては目新しいシンセサイザーを駆使したプログレッシブロックのELP(エマーソン・レイク&パーマー)をご紹介しました。
私のご紹介でNHK(BS)の『HUMANIENCE』を見て、ELPの『Tarkus』のアルバムの曲を気に入ってもらえたら幸いです。
あれを普通の音楽としてとらえては、もう体が受け入れ拒否をします。
これはプログレで普通の音楽ではないのです。とにかく変なんです。でも好きになると癖になるんです。
気に入っても家のステレオで大音量で曲を流してはいけません。
隣人さんから警戒されます。(笑 イヤホンやヘッドホンで大音量で聴いてください。
前にも書きましたが、ウォーキング中にTarkusの曲を垂れ流して(ヘビーローテーション)、いつのまにか受け入れるということをぜひ試してください。
私は、この年ですが、意外にも邦楽のMr.Childrenが好きになりましたが、スタジオアルバムだけで20枚もあります。ベストだけ聴いてりゃいいじゃんて感じだったのですが、何でアルバムを大人買いして買ったの?と自問自答をしている中で、このウォーキングでのヘビーローテーションの効果について気付いたのでした。
やっぱりベストもいいけど、アーティストがそのアルバムで伝えたい事・意図した事をアルバムの構成内容で自分も理解したいですよね。
プログレッシブロック(プログレ)にはまったきっかけについて
そして今回の3回目は、前回のプログレシリーズとなりますがYESの登場です。
実は、YESが、私がプログレッシブロックにはまったきっかけを作ってくれたアーティストなんです。
では経緯を説明します。
数年前にPCオーディオに興味を持ち、ビックカメラのオーディオコーナーに向かいました。
PCオーディオって、知っている方はスルーしてくださいね。
私もですが、パソコンの外付けディスクに、数万曲となるFLAC形式の音楽データを保存しているのですが、パソコン内でデジタルからアナログへ変換すると音が良くないんです。
実は、パソコン内部は、ノイズだらけであり、そこで、パソコンからは、デジタルデータのまま音源を出力してUSB端子のあるD/Aコンバーター内蔵の新しいタイプのアンプでデジタルからアナログに変換した上で、音を増幅させているのです。
数万曲の音楽が一発選曲で、本当にいい音で鳴ってくれます!
<PCオーディオ概念図/DENONサイトより引用>
ちょっと脱線しましたが、ビックカメラの展示してある、あるPCオーディオに目が留まりました。
ヘッドホンを付けて聴いてみると、出だしのギターの音がかっこよすぎる!
誰だこれ?えっYESって、私が知っているのはあの軟弱な『ロンリーハート』の曲だった。あの曲は、全米1位になるほど売れたが、私はいまだに嫌いであり当時は大嫌いだった。(まったくプログレじゃないし)
その時聴いたアルバムは、YESの4thアルバムで有名な『Fragile(こわれもの)』であり、冒頭の曲のギターは、音楽に詳しい先輩に聞くとスティーブ・ハウという有名なギタリストの演奏との事を聞いた。
その後、会社で先輩からスティーブ・ハウの凄さを聞かされた私は、興味津々となりついにはこのアルバムを購入していた。
やはり最初は1曲目の気に入っていた『Roundabout』以外はなじめず、違和感ありありのまま、何回か聴いているうちに、心地よく聴いている自分をある瞬間から感じた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そうなんです、皆さんにも起こりうる感動の瞬間です。
とにかく1曲目は、すこぶるかっこいいのでこれだけでもまずは認めて、後の曲は、プログレなので時間をかけて体で受け入れてください。
一度体が認めると、きっとしばらくは、あまりにも面白すぎて私みたいにヘビーローテーションしているかもしれません。 ぜひそうなって下さい!
YESの他のアルバムについての論評は、別途の機会とさせてください。
とにかく、アルバム単位で初めて好きになったプログレなんです。
私の今後の人生の中でも、このアルバムは輝き続けると思います。
他ジャンルの音楽で疲れた時、仕事で疲れた時とかに、癒してくれる究極のアルバムの1つと私は位置づけているので、皆さんのご参考になればと思います。
本当は、YESの『こわれもの』のアルバムはプログレの紹介の一番最初にするつもりでしたが、NHKのHUMANIENCEのシリーズでこれほどプログレを繰り返し流してくれる番組は無いし、見ている人も多いと思ったので、発想の転換で、ELPを最初に紹介しましたが、YESのこのアルバムの方が、私の衝撃度は大きかった事を改めて最後にお伝え致します。
あとやはり日本人なので邦楽も好きです。洋楽が主体(持っている音源の9割超は邦楽以外)ですが機会がありましたら5章として、たまに私の好きな邦楽もご紹介したいと思います。
Mr.Childrenは、一部の有名曲は好きでしたが、そこまで好きでも嫌いでもなかったのに、心打つ曲があり、そこから引き込まれました。
次回もよろしくお願いします。ではまたです!